不育症でもどうにかこうにか〜30代共働き不妊治療日記〜

2020年12月不育症診断を受けた30代半ば女の日記です。

不育症と診断されるまで②(不育症検査初診)

不妊治療で通っている加藤レディスクリニック(KLC)にて
不育症検査を勧められ、日本医科大学附属病院にて不育症検査をすることにしました。

初診の2020年11月某火曜日。


夫との作戦会議(時間をずらして出発しよう)

日本医科大の不育症診療のページには
不育症検査の流れが図で掲載されています。
以下のような項目でした。

①問診・内診
②血液検査(保険適用内)
③血液検査(保険適用外)
④超音波検査
⑤子宮卵管造影(※)
⑥夫婦染色体検査等
 
 ※⑤は私は結局検査を受けませんでした。おそらく④や、紹介元の病院で何かしらの所見があった方用の検査と思われます。

日本医科大に問い合わせたときに聞けばよかったのですが、
この内のどこで夫が登場する必要があるのかがこの時点で不明でした。
窓口の方は「可能であれば来てほしいけど一人でもOK」って言ってましたし、
もしかして最悪夫は有給をとって、私の検査に付き添うだけになる可能性も!?
予約なしなので長時間待機ほぼ確定です。

夫は待ち時間はスマホいじってるだけから別にいいよと言ってましたが、
やっぱり気がひけるのもあり、コロナもなあというのもあり、
まずは私が朝いちで日本医科大に行き、待ち時間のおおよそが判明してから
夫を呼ぶという作戦で行くことにしました。

病院に向かう

日本医科大学付属病院は千駄木駅から徒歩10分くらいのところにあります。
8時から受付開始ということなので7時30分に千駄木駅着となるように出発し、病院へ向かいました。

KLCの時は待ち時間で暇をつぶすカフェが徒歩圏内に結構あるのですが、
日本医科大学周辺はあまりないですね。。
これからも通うことになるかもしれないので
道中も見回しながら歩いたのですが、駅近以外は入りやすそうなカフェはありません。
まあお茶しに行くわけじゃないので仕方ないですね。
病院内にスタバがあるので、そこで時間をつぶすことになりそうです。

坂を登っていくと左手に根津神社があり、後で夫と寄ろうと考える。

病院の入口が見え、そちらに向かおうとするとそこは職員用の入り口でした。
患者用の入り口はもう少し登ります。

患者用の入り口から入るとコロナ対策用の姿見大のサーモグラフィがおいてあり体温をチェックすることができました。

病院で受付・待機

7時45分病院着。とてもきれいな建物です。
調べてみると2018年に新病棟になったようです。
しかし、入口入ってすぐには総合窓口はなく、大きな市役所のように各科の受付が設置されているようです。
大学病院ってみんなこんな感じなんですかね。。

少し中をさまよってから、地下一階の総合窓口で受診申込書を書きます。
書き終わっても、まだ8時になっていないので、総合窓口前で座っていると
深夜窓口のお姉さんがアイコンタクトをくれ、受け付けてくれました。

ファイルを渡され同じ地下一階の女性診療科に向かうよう言われます。

女性診療科に向かう途中自動精算機や薬専用窓口などがあり、
動線とかも今っぽくえられてそうだなあと思いを馳せる。
KLCもすごいですよね。

女性診療科でファイルを渡すと問診票に記入するよう言われます。
過去の流産歴等結構詳細記載を求められ、一応持参していた
『不妊治療のいろんな紙をぶっこむファイル』を参照しながらなんとか書き終える。
父と母の年齢などを書く欄もあり、そこで難航したのは父母には内緒。。

問診票と一緒に紹介状を渡しましたが、
8月からずっと仕事用のかばんに入れっぱなしだったためよれよれであり
申し訳なくなりました。診察をお願いする立場なのに、敬意が感じられぬよれよれっぷりである。

窓口の人に「予約の方優先のためかなり待つことが予想されます。
大体の時間がわかったら伝えるので、それまで待合エリアで待っててください」と言われる。『大体の時間』の通達後は、待合エリアを離れてもいいようだ。

窓口の方に夫の登場シーンはあるかと聞いたところ、ありそうでしたので
ここで夫を呼ぶことにしました。
そして先日買った「少年アビス」を読みつつ待ちます。
面白くて好みのハラハラ系ですが、病院で読むにはちょっと露出度高めの漫画でした(笑)

しばらくして受付の人に診察は11時頃になるのでそれまでは離れて構わないと言われる。

夫とひともんちゃくありの合流(ツーカーとはいかない)

9時30分夫から千駄木着の連絡あり。
私は『改札を出て地上に上がって』から『右に向かって歩き』病院に着いたので、
「でたら右だよ」とLINE。夫「おk」。

数分後あれ?と思い「階段のぼってから右だからね?」と伝えると
夫「逆に出た。おそいわけ。」

案の定夫は電車を出て改札を出る前にすぐに右に行き、逆側の改札から出てしまったようです。
私達夫婦はLINEで短いワード単位で会話をしているので時々こういうミスがおこります。
今回悪いのは完全に私ですが。。

そして夫はそのまま病院の逆側を散歩しはじめました。自由~

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須藤公園(夫撮影)
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講談社発祥の地(夫撮影)

そんなこんなありつつ根津神社付近で合流し、
参拝した後、病院内のスタバで、二人でスマホいじりつつ待機。

問診・内診・検査

11時になったので、再び女性診療科に向かいます。
また診察室前で受付番号が表示されるまで暫く待つよう言われます。
結局ここでも一時間くらい待ったように思います。
まあ待ち時間に関してはKLCで鍛えられてるのでね、、

受付番号が表示され、二人で診察室に入ります。
先生は、病院の女性診療科の紹介ページに写真が載っていた竹下先生でした。

先生のパソコンには私の紹介状のPDFが表示されてたのですがめっちゃよれよれしてるのがわかります。めっちゃ恥ずい。

挨拶のあとパワーポイントで以下の説明がありました。
①不育症には種類があり、今回は検査でどれかに当てはまるかを調べる。
②保険内と保険外の検査は同じ日に受けることができないため、妻は保険外の検査を別途受ける必要がある。
③染色体検査は同意が必要。

ということで夫は退席し、まずは私の内診です。
KLCで受けるような超音波検査でした。
無事こちらは異常なし。子宮の形状も異常なしとのことでした。

次回の保険外検査の予約について聞かれ、その週の土曜日に予約しました。
血液検査だけだと先生いる日以外でも予約できるみたいです。

染色体検査に同意し、保険内の血液検査(染色体検査含む)を受けるよう言われます。

ここで夫の診察券を作成します。私のときと同じように総合窓口で作成する感じですね。

受付でファイルを渡し、(うろ覚えですが)看護師から血液検査の説明を受け、
採血専用のエリアに向かいました。
看護師さんにはお待たせしたことを申し訳無さそうにされました。いや、待つの承知で勝手に来たのでね。。。

採血エリアには受付機があり、ファイルに入っているバーコード付きの紙をかざすと
番号が発行され、番号が表示されるのを待ちます。
コロナだからか、15人分くらいの採血ブースがあるのですが、すかすかな状態で回しておりましたね。

10分程度待ち、私は六本分、夫は二本分の採血をしました。
採血はKLCでなれてましたが、六本採血したのは初めてでした。
夫も採血自体慣れておらず、フラフラする気がするとしばらく言っておりました。

精算とお昼ごはん

採血を終えると、もう今日の実施事項は終わりなので、精算になります。
総合窓口の横が費用計算窓口なのでファイルを渡します。
少し待つと呼び出されて、紙を渡され、それを自動精算機にかざすよう言われます。

夫と私それぞれの金額を精算します。

夫:10,430円
私:19,930円

まあこんなもんか。。朝7時45分に病院入りし、精算完了が14時30分頃でした。ご参考まで。

その後は、千駄木をさまよい、
蕎麦屋さんでさくさく天ぷらをいただきました。

谷根千をぶらりする余力はありませんでした。。