不育症でもどうにかこうにか〜30代共働き不妊治療日記〜

2020年12月不育症診断を受けた30代半ば女の日記です。

不育症と診断されるまで①(二度目の流産~日本医科大問い合わせ)

不育症について、不妊治療より体験談が少ないので、n=1の記録をつけてくのもいいかもなと思い、ブログを始めました。私も不妊治療の体験談に大分心を助けられているので。。まずは不育症検査をすることになった経緯を書こうと思います。


二度目の妊娠

2020年7月、加藤レディスクリニック(KLC)で4回めの胚移植を受けました。
移植したのはその年のはじめに採卵していた6個の中では二番目に良い卵(一番いいのは着床せず)。

アシステッドハッチングあり、形態評価『とてもいい』総合評価『A』。
年齢的に妊娠継続率は50%~70%と言われ、かなり期待していました。

その前年の同じ時期に同じような評価の卵を移植し、第8週で流産となっていたので、
確率的に今度はいけるだろう、、

移植後最初の検診ではHCGの値も良好で、妊娠継続率8割の妊娠判定をいただきその気持ちはさらに強くなりました。

もう先走って出産する病院とか調べちゃいますよね〜(白目)

二度目の流産、不育症検査を勧められる

しかし前年の流産時と同様、
心拍までは確認できたもののその後心拍は弱まっていき、第八週目で流産判断となりました。


流産手術の説明を医師から受けた際に、

KLC医師「次の不妊治療は三回生理が来たあとになります。かめミックスさんは、次の生理が来たら、不育症の検査をしたほうがいいかもしれません。紹介状は書きますので。」

と不育症検査を勧められました。

私にとって『不育症』という言葉は聞いたことがある程度でどんな意味かもぼんやり。。

KLC医師「通常の初期流産は卵の染色体の異常がほとんどで母体が原因ということは少ないのですが、不育症の場合・・・」

医師の方は言葉を濁されてましたが、なるほど母体に原因の可能性があるということです。

確かに、移植が残念な結果になった際病院でよく言われるのは「あなたが原因ではない、仕方ない」というフォローです。

そのフォローワード外に私がいるかも知れないということですね。

通常は3回流産を繰り返すと不育症を疑うことになるそうですが、2回目で勧めていただけたのは、良かったと思います。

検査する病院のおすすめを聞いたところ『日本医科大学付属病院』とのことでしたので、流産手術の後紹介状を書いていただきました。

日本医科大学付属病院下調べ

日本医科大を調べてみると不育症診療のページが充実していて、
不育症検査のフローなどの情報もここで得ることができました。

他の方のブログを見てみると検査結果が出るまでに3回の通院が必要がありそうでした(※)。
 ①保険内でできる検査(内診・血液検査の一部)
 ②保険外の検査(①以外)
 ③結果の確認

そして、初診を受け付けるのは火曜・または木曜。
予約制だが、待つことが苦でなければ火曜日は予約なしでもOKとのことみたいです(※)。
 ※実際そうでした。

ということで、手術が終わって最初の生理が来た2020年11月、日本医科大学の不育症窓口に予約の電話をかけてみることに。

予約の電話はなかなかつながらない

日本医科大学の不育症診療のページに記載されている電話番号にかけてみると、

窓口A「日本医科大学付属病院です。」
「お世話になります。初めて電話をかけていまして、不育症検査を受けたいのですが。」
窓口A「紹介状はお持ちでしょうか」
「はい」
窓口A「それでは不育症窓口におつなぎしますので少々お待ち下さい。」
「はい(不育症窓口直通じゃないんやな)」

と1~2分の待ちのあと、

窓口A「すみません、不育症窓口のものが別の電話に出ておりまして、しばらくしてからまたかけていただけますか」

とのことで、かけ直すことに。しかし、これがまたつながらない。
仕事の合間に3回かけましたが、結局その日には不育症窓口までたどり着けず、
翌日持ち越しとなりました。

窓口B「女性診療科です」
「紹介状があり、不育症検査を受けたいのですが」
窓口B「承知しました。今ですと検査を受けられるのが、12月中旬頃になります」
「そうですか(一ヶ月以上先か・・・)。火曜日は予約なしでも大丈夫なんですよね」
窓口B「はい、お待ちいただくことになりますが。。」
「初診は夫の同席は必要でしょうか」
窓口B「可能であれば、同席いただきたいですが、難しい場合はお一人でも構いません」
「承知しました。夫と相談し、予約する場合はまたお電話します」

結局予約無しで行くことに

夫も私も有給を取れそうだったので11月後半に初診に行くことにしました。
初診の日のことはまた別途記事を書きたいと思います。